« 【かぶりつきの車窓から】東北本線上野~尾久 | トップページ | 小洞天@有楽町 »

2008年2月25日 (月)

発掘写真 EF57-1

Dsc00001_4 我々オヤジ鉄のあこがれた2つの「ゴナナ」。一つは“貴婦人”C57、いまでもSLやまぐち号やSLばんえつ物語号などで活躍中の不朽の名機です。そしてもうひとつのゴナナは“カブトムシ”EF57。最後の旧型電気機関車ともいえる名機で、その活躍エリアは東海道~東北の幹線直流電化区間で優等列車の牽引にあたりました。

私が鉄道写真を撮り始めた頃は、すでに後継機EF58の躍進が浸透しており、EF57は上野口の普通列車を細々と牽いている存在でした。尾久運転所を見学した際、休憩中だったEF57の1号機に会うことが出来ました。EF57の特徴である極端に前にせり出したパンタグラフは、この1号機の場合、対象的に極端に中央に寄っています。これは、ベースとなったEF56のスタイルを踏襲していますが、EF56の場合、蒸気暖房機のボイラーを設置するスペースの都合上このスタイルとなったわけで、電気暖房機を積んだEF57の場合このスタイルにこだわる必要がないわけです。更にパンタグラフが中央に寄ると、架線を押し上げる力が強くなってしまうため、2号機からはせり出し型パンタに変更になるわけです。しかしまあ白か黒かの選択ですな。ここまで極端だと返って気持いいです。

そんなゴナナも昭和53年までに全車廃車されてしまいました。最後の勇姿を捉えるべくファン達が集まった撮影ポイント、東大宮~蓮田間、通称ヒガハスはこのゴナナが火付け役だったんですね。

現在、この1号機の動輪は宇都宮運転所に保存されています。

「懐かしいね~」と思われた方、「ゴナナ好きになっちゃたよ」と思われた方、一押しお願いします。

にほんブログ村 鉄道ブログへ

|

« 【かぶりつきの車窓から】東北本線上野~尾久 | トップページ | 小洞天@有楽町 »

鉄道/JR・国鉄」カテゴリの記事

コメント

セピア色の思い出って感じのお写真ですねー
電気機関車ってあまり形式とかわからないのですが、
普通列車で常磐線に乗るときに、選べる余裕があれば電気機関車の牽く客車の列車に乗っていた記憶があります。
ぐわったん!と動き出す感じ、思い出します。

投稿: | 2008年2月25日 (月) 21時21分

同じ現象にビックリしましたね。私が撮ったEF57写真も、スキャニングするとこんな色になってしまうんです。今回、ネガからリトライしましたら、もうチョットマシ(←食堂車ではない)な色になりました。
EF56の実物を見ることができなかった私としては、この1号機が当時の鉄心の拠りどころでした。
昔から好きだったけど、今でも好きだから”ぽちっ!”

投稿: キハ181つばさ | 2008年2月25日 (月) 21時52分

>舞様
常磐線の電気機関車が牽く普通列車はローズピンクのEF80が主役でした。そうそう“ぐわったん!”と出ますよね、その衝撃が前から後ろへバラバラバラっと連鎖していく様を思い出しました。私も子供の頃、選んで乗ってましたよ、って同世代ですか?

投稿: swallow angel | 2008年2月25日 (月) 22時13分

>キハ181つばさ様
“チョットマシ35!”なんて書いてくれたらすぐわかったのに、マニアックなお言葉、コホナオスマカです。(よけいわけわからなくなった)
ゴナナ大好きのつばささんには「もっとマシ35な写真使え!」と怒られるかも知れないと思ったんですが、ぽちいただけてよかったです。
今、必死でネガ捜索中です。発見次第再アップいたします。

投稿: swallow angel | 2008年2月25日 (月) 22時18分

一つは今でもSLやまぐち号で活躍しているのですね。
お写真を拝見していて・・・
どっしりしていて力強いなぁって思ってしまいます。
電気機関車も改良されながら・・・そのスタイルも少しずつ変化してゆくのですね。(う~ん・・気になっちゃいます・・。調べたくなってきました・・。)

投稿: sara | 2008年2月25日 (月) 22時48分

>sara様
現在もやまぐち号で活躍中の蒸気機関車の最高傑作C57は貴婦人と呼ばれ親しまれましたが、一方のEF57形電気機関車は愛称が「カブトムシ」。対象的な両機ですが、どちらも根強いファンがいます。旧型電気機関車特有の重厚感が最も引き立っている名機です。
機関車の形態は同じ形式でも多種多様で非常に奥深いものがあります。調べると大変ですが、楽しいですよ。

投稿: swallow angel | 2008年2月25日 (月) 23時48分

この1号機は良く遭遇してました。どうも偶数番機に見放されたようで。
私が良く行ってたポイントは蓮田~白岡間が多かったです。この辺り今ではあまり雑誌等にも登場しないので情景も不向きになってしまったのかなあ。

投稿: line | 2008年2月26日 (火) 12時48分

初めまして。lineさんのトコから来ました。
瑞穂と申します。よろしくお願いします。
「ムーミン」がEF55,で、57は「カブトムシ」なんですね。初めて聞きました。

投稿: 瑞穂 | 2008年2月26日 (火) 21時17分

>line様
意外と1号機の遭遇率は私も高かったようで、この他にも鶯谷で撮った走行写真なんかもあったりしました。
蓮田~白岡間を先日歩いたんですが、蓮田駅~市役所間は旧荒川鉄橋含めまともに撮れるポイントがありませんでした。いずれ北側も見てきます。
(お得意さんが近くにあるんですよね)

投稿: swallow angel | 2008年2月27日 (水) 22時25分

>瑞穂様
ようこそいらっしゃいました。今後ともよろしくお願いします。
実はEF55のムーミンという呼び名は最近のもので、現役時代は「ドタ靴」なんて呼ばれてたらしいですよ。ちなみにカブトムシは2号機以降のせり出しパンタのタイプが角が生えてるように見えるからこう呼ばれたもので、1号機はこれにはあてはまりませんね。

投稿: swallow angel | 2008年2月27日 (水) 22時32分

EF57は自分達の年代の若かりしき頃の、アイドル的存在でしたね。
自分もlineさんと同じで奇数番号の遭遇が多かったでした。
夏や冬になると東北線の臨時列車を追っかけてましたね。もしかしてEF57が牽引かなぁ~って。
ほとんどEF58でしたけど。それも懐かしい思い出です。

投稿: シービー | 2008年3月17日 (月) 19時53分

>シービー様
つばささんの時代には既にゴナナはゴハチによって淘汰されていたそうです。ちょっとだけ年上の私達は、ちょっとだけゴナナと過ごす時間が長かったというのは運がよかったんでしょうかね?
私、1号機ばっかり追っかけてたのでカブトムシってあまり残ってないんですよ。

投稿: swallow angel | 2008年3月17日 (月) 23時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/225340/40160184

この記事へのトラックバック一覧です: 発掘写真 EF57-1:

« 【かぶりつきの車窓から】東北本線上野~尾久 | トップページ | 小洞天@有楽町 »