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2007年11月 1日 (木)

鉄道博物館潜入ルポ PART2

前回に引き続き、鉄道博物館をルポします。

今日は【ヒストリーゾーン】から

2.全国に広がる鉄道網

の車両展示をUPします。

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交通博物館で、C57135と並んでセンターポジションに展示されていた、マレー式9856号機は、ここでも内部構造がわかるように切ってあります。マレー式とは、フランスのマレーさんが考えた複式シリンダー間接構造の蒸気機関車です。構造上、空転が少ない軸配置と、一度使用した蒸気を再使用するターボエンジンのような構造が特徴です。

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長野新幹線の開通により、その歴史に幕を閉じた碓氷峠。峠越えはその急坂との戦いでした。ED40型電気機関車は、その急勾配対策の「アプト式」機関車です。

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アプト式は、レールの間に2~3枚の歯車を噛み合わせる方式で、その構造が下から覗ける展示になっています。

大井川鉄道井川線は現在でもアプト式で営業している国内唯一の路線です。

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当初、イギリスから輸入された電気機関車群は故障が多発したため、国内で改造され、ED17として生まれ変わり、中央本線新宿~甲府間電化開業時に充てられました。

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木製の車体はハニフ1(デ963)。甲武鉄道、今の中央線の先祖です。

国鉄電車のルーツとして、何度も保存を計画したものの、実現に至らず、ようやく鉄道博物館で初展示となりました。

木造車体ゆえ、一部朽ちてきている部位もありますので、くれぐれも触らないようにしましょう。

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集電ポールを持つこの車両はナデ6141。山手線や中央線で使用されました。

大正時代の国産車で、全12両が製造されましたが、火災によって4両が消失。その後標準化改造を施しましたが、現東急はじめ各社に譲渡されました。

この車両は、日立電鉄で働いていたものを国鉄が引き取り、復元したものです。

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ディーゼル車、キハ04グループのうち41300形は天然ガスを燃料として使用する内燃機関車両に改造されました。この形式は、筑波鉄道に所属しておりもっとも原型に近い形で残っていました。引退後はつくば市で静態保存されていましたが、趣味団体「キハ04 8保存会」の好意により、鉄道博物館に寄贈されたものです。

次回は

3.特急列車の誕生と通勤輸送の始まり

の展示車両をUPする予定です。

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コメント

レトロな車両がいっぱいですね。
アプト式はなぜか学校で習ったことがありました。

投稿: taasie | 2007年11月 2日 (金) 01時02分

非常に解かりやすい説明文で臨場感を感じます。
大半が屋内展示なので、雨の平日が狙い目かな。
新幹線の撮影ポイントもあるらしいですが、どんな感じでしたか?

投稿: line | 2007年11月 2日 (金) 10時44分

>taasie様
そういえばアプト式って習いましたよね?
で、歴史だったか理科だったかが思い出せず、長男に聞いたら「習ってないよ」だそうです。
時代でしょうか?

投稿: swallow angel | 2007年11月 3日 (土) 00時08分

>line様
しばらくは曜日問わず混みそうですが、D51シミュレーターやミニ電車の運転を見送るのであれば3時~閉館あたりが狙い目でしょうか。
新幹線の撮影ポイント、行きました。後日UPしますが……ですね。

投稿: swallow angel | 2007年11月 3日 (土) 00時11分

マレー式の蒸気機関車、交通博物館の主のような存在でしたが、ここでも存在感たっぷりですね。
マレー式、どんなドラフトだったのでしょうね。

投稿: シービー | 2007年12月16日 (日) 16時15分

>シービー様
さぞかし豪快なドラフト音だったんでしょうね。重量感もあって実物見てみたかったです。ここでも目立ってますね。ただ常に胴体切り刻まれた状態ですので、なんとも本人にとっては恥ずかしいカッコなんですけど。

投稿: swallow angel | 2007年12月16日 (日) 21時16分

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