« 鉄道博物館潜入ルポ PART3 | トップページ | 鉄道博物館潜入ルポ PART5 »

2007年11月 3日 (土)

鉄道博物館潜入ルポ PART4

今回は【ヒストリーゾーン】の中から

4.大量輸送と電化時代

の展示車両です。

この時代から私のリアルタイム鉄が始まります。

Dsc00001

近代直流電気機関車の始祖、EF58です。戦後から大量に増殖を始め、貨物列車、普通列車からブルートレインまで、幅広く活躍しました。

国鉄伝統の特急「つばめ」牽引に当たっては「青大将」という独特のカラーリングになったり、現在は数少なくなりましたが、「ブルトレ(ブルートレイン)色」を確立した機関車でもあります。

このEF58に関するデータは、私の友達でありますキハ181つばささんのブログ、うさぴょんのマル鉄回顧録の中で、特にEF58のアルバムというカテゴリーで詳しく説明されています。「ゴハチ」の奥深さが緻密に説明されておりますので是非ご覧下さい。

Dsc00002

Dsc00003

「走るホテル」20系客車です。

ジャイアンツで長嶋が新人としてデビューし、東京タワーが完成した昭和33年、東京~博多間の夜行特急「あさかぜ」に投入された20系は、初めての固定編成客車で、流線型の外観の統一性はもとより、食堂車や個室を連結するなどの設備の豪華さ、夜東京(博多)を発車して翌朝博多(東京)に着くというビジネスマンの利便性から「走るホテル」のニックネームがあります。

東海道~山陽本線に始まったブルートレインによる夜行列車のスタイルは、その後東北や北陸へ広がり、現在でもそのスタイルは守り続けています。

Dsc00004

通勤電車は、この101系(登場時は90系)によってそのスタイルを確立します。

それまで茶色一色だったボディカラーを、中央線は橙、山手線は鶯(登場時はカナリアイエロー)、京浜東北線はスカイブルー、総武線はカナリアイエローと行き先別に車体を色分けしました。

さらに、国内初の「カルダン駆動方式」を採用してそれまでの「吊り掛け式」よりもモーターの小型化による運転静粛性や高速運転が可能になり、各地の通勤路線に波及していきました。この車両以降登場する電車群を「新性能電車」といいます。

Dsc00005

Dsc00006

クリームと赤のツートンカラーは特急の象徴でもありますが、その始まりはこの181系(登場時20系、その後151 161系を経る)、世に言う「こだま形」です。

本日(11月3日)公開の映画「三丁目の夕日2」の予告編で、この列車の走行シーンがありましたが、「こだま」のデビューはまさに映画とシンクロする昭和33年。それまで電気機関車牽引の「つばめ」が東京~大阪間を7時間30分で走っていましたが、それを40分短縮する6時間50分(その後6時間30分に更に短縮)運転を実現、国鉄のスピード化はここに究極を向かえ、その後の新幹線の登場を待ちます。

この181系は昭和34年の東海道線金谷~焼津間で行われた速度試験で当時の狭軌(1067mm)での世界最高速度163km/hをたたき出し、試験車両にはそれを称えるエンブレムが付けられました。

展示車両は上越線の特急「とき」用に181(151)系をマイナーチェンジした161系タイプでボンネットの赤ひげが特徴です。車内は回転式のクロスシートですが、この時点ではリクライニングはありません。

本日はこれまで、次回は

5.全国に広がる特急網

行ってみましょう。

1クリックにご協力お願いします。励みになります。

にほんブログ村 鉄道ブログへ

|

« 鉄道博物館潜入ルポ PART3 | トップページ | 鉄道博物館潜入ルポ PART5 »

鉄道/JR・国鉄」カテゴリの記事

コメント

うひゃ~・・・まさにオールスター勢揃いですね?。
何となく展示車両の年代が30歳代~40歳代
向きになっている様な・・・(笑)

タモリが独り,想いに耽っていた20系もバッチリですね?
大阪より規模が何倍も大きくて羨ましいです。

投稿: YANチョ | 2007年11月 4日 (日) 01時48分

>YANチョ様
確かに、正面に並んでる車両たちは30~40代鉄のツボですね。20系も車内に出張サラリーマンをモデルにした浴衣姿で週刊誌を読んでる人形がいて微笑ましいです。
弁天町も貴重な車両が多く、大阪出張のときは時間がある限り寄ってますが、こちらは広い分お子ちゃま向けの施設も多いですね。

投稿: swallow angel | 2007年11月 4日 (日) 20時42分

メールチェックをしていなくてご返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。私も行きたくってウズウズしておりますのでよろしくご検討のほどお願いいたします。
また、私のブログを宣伝していただきましてありがとうございます。益々力を込めてアップしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
この車輌たちが走っていたのは本当に我々の青春時代と言えますね。本当はもう2~3年頑張ってくれていれば、写真のウデも上ってきたので残念でした。特に東海道時代の20系や「あさま」「あずさ」「そよかぜ」の181系は撮りたかったです。あの頃の1番のネックは写真代でした。悲しいことです。

投稿: キハ181つばさ | 2007年11月 4日 (日) 22時07分

>キハ181つばさ様
今ではデジカメが主流になっていますから、瞬時に画像が確認できるしプリント代はかからないし、いい時代になりましたね。あの頃はチューボーのなけなしの小遣いの範囲ですから1円でも安い写真屋を捜すのに必死でした。でも焼き上がるまでの数日のわくわく感は今では味わえないですね。
お世話になった写真屋さんはすでに廃業してしまいました。

投稿: swallow angel | 2007年11月 6日 (火) 07時21分

やはり自分にとっても、この時代の車両からが馴染みある車両達ですね。
20系寝台車は、結局乗った事がなかったでした。
華のある車両にリアルタイムでめぐりあえた自分は幸せなんでしょうね。

投稿: シービー | 2007年12月23日 (日) 13時31分

>シービー様
私と同年代ですね。14系より20系、ルドルフよりミスターシービー、ストーンズよりビートルズ、という人たちはなるほどって思うでしょう。
国鉄車両の栄華を極めたのがこの時期でしょうね。
20系の3段ハネは「銀河」で体験しましたが、上段はかなりしんどそうでした。

投稿: swallow angel | 2007年12月23日 (日) 21時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/225340/16957865

この記事へのトラックバック一覧です: 鉄道博物館潜入ルポ PART4:

« 鉄道博物館潜入ルポ PART3 | トップページ | 鉄道博物館潜入ルポ PART5 »